●陶器のできるまで2(成形)

粘土からの作品作りの具体的工程です。

陶器のできるまで1(原料)
陶器のできるまで3(装飾)
陶器のできるまで4(焼成)
陶器のできるまで5(その他)
穴窯を作る


■計画
先ず何をどのように作るかを考えます。
これはある記念品の香合のデザインです。
■土の準備(荒練り)
混ぜ合わせるか、または単身で使用するか、いずれにしても土が決まったら、荒練りをします。良く練る必要があります。


■土の準備(菊練り)
荒練りされた土を菊練りします。
土の中の気泡を追い出す為です。ここで土の準備は終わるので、注意深く終了します。


■轆轤成形
揉んだ土を轆轤に据えて、回転を利用して作品を作ります。
茶碗を作っています。

■削り
轆轤成形でそのまま何も削らない作品もありますが、高台のある物はだいたい削られて作られています。
左の写真で作った茶碗を削っています


■削りだし
蓋物を作っています。土の塊をピアノ線で上下に切り離し、適度に乾燥させた上下の部分を削りだして、同じような厚みに削ります。
■たたら成形

左右に同じ厚みの板を利用してピアノ線で切り取った板状の土を使って、変形皿を作っています。


■象眼
伊賀風の花器に朝鮮半島の北と南の土を象眼しようとしています。
左が利川の白磁土で、右が北の平壌近くのカオリン粘土です。うまく焼ければ良いのですが、いつも出来上がるまでは心配です。





●この店の紹介 ●作者紹介(冨山善夫)●作者紹介(佐藤洋子)

都美恵窯(つみえがま)
陶房
〒295−0103
千葉県南房総市白浜町滝口1201−2

展示室

〒295−0102
千葉県南房総市白浜町白浜628−1
TEL/FAX  0470−38−4551



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